ポケモン小説スクエア様2016オフ会参加者返信掌編小説集



 此所の掌編たちは、主催を務めさせて頂きました『ポケモン小説スクエア様』の2016年オフ会参加者様に、個別に返信した掌編小説集です。
 オフ会参加者の皆様、共に主催だった紫雲様、そして『ポケモン小説スクエア』という交流の場を提供してくださった管理人の空風灰戸様。この場で改めて感謝の意を表明させていただきます。





 これは、参加者募集用のアドレスに対して、私がテスト送信した掌編に、同じく主催の紫雲様が落ちをつけてくださったものになります。



 テスト。テスト。テスト。

 この季節、学期末テストで一夜漬けの日々。相棒のエネコロロは、僕が相手をしてくれないので最近は少し冷たい。

 「もう直ぐテストが終わるから。少し待っててね」
 「にゃ!!」
 遊んでもらえない事に御立腹のようだ。

 ああ、テストさえ終われば夏休み。エネコロロと今年も山や海に冒険に行ける。
 「テスト終わったらどこへ行きたい?」
 背もたれに寄りかかって、伸びをしながらたずねる。
 「にゃ!!」
 返事と共にポケじゃらしを咥えてすり寄ってくる。どうやら今晩は、遊ぶまで勉強させてくれないらしい。

 明日のテストは……。まあ、なんとかなるでしょ?



 僕は赤点のテストを握り締め、入道雲が湧く青空の下、家路をひた走る。

 さあ、冒険はすぐそこだ。





 続いて、各参加者の皆様に個別に送った掌編集です



 オフ会、そこは初めての場所。日本一の塔の元に集まる。
 僕らは緊張しつつもスマホを片手に集合場所を目指す。あの人もオフ会の参加者なのかな?緊張のし通しだ。

 ん?近くにポケモンの反応が?
 集合時間までもう少し。1匹ゲットしていくか!!待ってろよ!!今行くぜ!!



 スカイツリー、そこは見上げると雲の上に届く程の大きな建物。
 今日はそこでオフ会がある。

 ポケモンと言う、ゲームで二次創作をする同好の友との出会い。きっと、自分にとって刺激があるだろう。  どんな人が来るのか?
 どんなポケモンを連れてくるのか?
 楽しみで仕方ない。はやる気持ちを抑え、改札をくぐる。集合場所はもう直ぐ。誰か来ているかな?



 改札をくぐる。
 そのまま、集合場所まで進んでいく。はたして、オフ会にはどんな人達がいるのか?

 緊張を隠せず、ぎこちない足取りで集合場所に向かっていく。ふと、ポケットのスマホが揺れる。
 画面を確認すると、参加者がTwitterで到着をつぶやいている。そしてもう一つ、自分の近くにポケモンの反応が。

 「すみません!少し遅れます!!」とTwitterに書き込んで、観光客の群れの中に突っ込んでいく。
 何が待っているのだろう?



 オフ会の集合場所。
 到着してみれば、そこは既に興奮の渦の中心だった。

 初めて会う人、久しぶりな人。ごちゃ混ぜな中、みんなでポケモンを楽しんでいる。3DSを持つ人、スマホを持つ人、創作ノートを広げる人。
 早く自分も加わりたい!!はやる気持ちと裏腹に、信号は赤!!

 ああ、身も心も夏の陽に当てられて熱い!!



 「オフ会か~」
 集合場所に着いてみると、いろんなグループが集まっている。
 知り合いを探して辺りを見回していると、手を振る一団が。先に来ていたメンバーが、自分を見つけてくれたらしい。手を振りかえし、集団に向かっていく。

 「ん?」
 スマホが揺れる。辺り一面にいた全員がそわそわし始める。大物か?
 集合場所は異常な熱気に包まれ、みんなと合流出来たのは数分後だった。



 「こんにちは!」
 集合場所に着くとすでに何人か集まっていた。
 「こんにちは!」
 見知った顔、初めての人。どことなく、初対面の緊張感とぎこちなさが伝わってくる。

 「!?」

 みんな一斉にスマホに目を移す。
 「ピカチュウ!!」
 場の雰囲気がほぐれたのを感じた。



 降り注ぐ日光。
 道行く人々は、東京のコンクリートジャングルの灼熱に灼かれている。
 「あっ、ピカチュウ?」
 しかし、オフ会の仲間は日光を物ともせず、ポケモンを追っていく。

 「夏だな……」
 甲子園のマウンドでボールを投げる人、スカイツリーでモンスターボールを投げる人。夏は人の数だけある。
 「楽しむぞ~!!」
 夏は短い、過ぎ去る前に楽しもう!!


 オフ会参加者の皆様、ご参加ありがとうございます。また、今回参加できなかった皆様。次回お会いしましょう!!




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